年をとって気が付けばお腹や下腹が出てきたなあと感じていませんか?
「これが中年太りか」なんて開き直るのはまだ早い!
原因さえわかってしまえばぽっこりお腹は解消できます。
ぽっこりお腹の原因は?
学生時代や若い頃のように運動をする機会もなくなり、お金を稼いで贅沢をしてきた結果が脂肪のかたまりである贅肉となります。
贅肉もですが、加齢による中年太りも原因であり、その理由は「皮下脂肪や内臓脂肪の蓄積」が大きいです。
皮下脂肪とは?
言葉の通り、皮膚の下に付いている脂肪のことで、指で摘まめる脂肪のことです。
見た目にモロに影響するのがこの脂肪ですね。
ダイエットをしている方はまずこの脂肪を落とすことを目標にしているのではないでしょうか。
特徴としては「つきにくいが、落ちにくい」といった性質を持っています。
見た目に現れやすい脂肪なので、蓄積する前に対策を練りたいですね。
内臓脂肪とは?
内臓脂肪は腹筋の内側に付いている脂肪で内臓の位置を正しく保ったり、外部からの衝撃から内臓を守る役割があります。
そのため見た目には現れにくく、一見痩せていても実は内臓脂肪が多いという人もいます。
中年男性に多いですが、脂肪は摘まめないがお腹がぽっこり出てしまいます。
男性は女性と比べ筋肉量が多いため、筋肉のエネルギー源となる内臓脂肪もつきやすくなっているので気を付けなければいけません。
特徴としては「つきやすいが、落ちやすい」といった性質を持っています。
この内臓脂肪のによる肥満は大変危険で健康によくないとされており、いわゆる生活習慣病の要因を作るといわれています。
高血圧症や動脈硬化症、高脂血症などの病気を誘発する悪玉物質を作る機能があるためです。
健康に問題が生じ始める目安としては、ウエストのサイズが85センチ以上ある方は内蔵脂肪型肥満の可能性があります。
皮下脂肪・内臓脂肪の落とし方
では、これらの脂肪をどうやって落としていくかというと、ダイエットの基本に戻りますが、「摂取カロリー<消費カロリー」の状態を運動や食事制限などで習慣化するのが一番です。
特に皮下脂肪は一度ついてしまうとなかなか落ちにくい脂肪なのでコツコツと長期間かけてダイエットに取り組む必要があるためです。
比較的落ちやすい内臓脂肪についても、一気に落としてしまうと血液中に脂肪が流れていってしまい、健康に影響が出る可能性があるので気をつけたいですね。
自分にとって無理なく習慣化できそうな目標を経ててダイエットに取り組むことがぽっこりお腹解消に繋がりますので、「間食をなくす」、「夕食は夜8時までに済ませる」、「白ごはんの量を少し減らす」といった簡単な目標を経ててダイエットに取り組みましょう!